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2017.03.21 NEWS

Snapchatが遂に上場。FacebookやTwitterとの違いはどこにあるのか

イメージ画像:Ink Drop / Shutterstock.com

Snapchatの歴史

現在のスナップ社は2011年に「Snapchat社」としてエヴァン・スピーゲルとボビー・マーフィーによって創業。同年9月には「10秒で消えるチャットアプリ」としてiOS版がリリースされ反響を呼んだ。翌年の11月の時点では、10億枚以上の写真を共有されるところまで急成長し、今ではTwitterやFacebookにも引けをとらない若者に人気のSNSとなっている。同社の本拠地はロサンゼルスのヴェニスだが、先端技術企業が多いシリコンバレーからも注目を集める存在だ。

Snapchatが若者に人気なワケ

今や若者に絶大な人気を誇るSnapchat。その人気の理由にはどのようなものが挙げられるのか見ていこう。

●「消える」コミュニケーションでコンテンツをより気軽なものに
インターネット上に流した情報は、半永久的に残ると言っても過言ではない。しかし、Snapchatはコンテンツの永続的な記録を行わないため、情報の残存というリスクなく、気軽に写真や動画などを送信することができる。その気軽さも人気を得た理由のひとつだと言えるだろう。

●他のSNSに飽きている
TwitterやFacebookは長年多くの人に利用されているが、それによるSNS疲れの傾向もみられる。そんななか若者たちの支持を集めたSnapchatは、上述の通り、過去の投稿ややり取りが数秒後には消えてしまうというサービスのため、過去に遡って他人のSNSを見てしまうという心配も無い。また、「親世代が使っていない」という理由で同サービスを支持する声も多く、同世代間のコミュニケーションができる場としての認識が、Snapchatの根強い人気の理由でもある。

●豊富な加工フィルターが若者の心を鷲掴みに。ストレス解消にも◎
Snapchatの大きな特徴の一つに、写真に様々なエフェクトをつけて加工できるという加工アプリとしての側面がある。使用することができるエフェクトは日々更新されているので、豊富な加工フィルターの中から毎日飽きずに楽しむことができるという訳だ。また前述のように、投稿した写真は保持されないので、ユニークな写真でも気兼ねなく投稿でき、ストレス解消に繋がるという意見もある。Snapchatはストレス社会と呼ばれる現代において、気軽にできるストレス解消方法のひとつとなっているのかもしれない。

Snapchatのビジネス利用

Snapchatはビジネス活用もできる。ここではその例について紹介していく。

●新商品をチラ見せ
時間が経つと投稿が消えるという特性を生かして行われているマーケティング手法が、新商品をチラ見せすることでユーザーの期待を煽るという宣伝方法だ。その企業の情報を確認しようとする人に、ほんの少しの情報のみを与えて興味をそそり、もっと見たいという欲求を煽る。こういった手法による広告としての効果は大きく、商品の告知だけにとどまらず、イベント告知などに対しても、多くの企業が利用している。

●手作り感で親近感アップ
プロにより作りこまれた宣伝用の動画とは違い、Snapchatでは一般ユーザーがスマホに搭載されているカメラを利用し、手作り感の引き立つコンテンツ作成ができることも強みである。企業の裏側などを紹介する動画などにおいて、手作り感の残るリアルな演出が実現でき、それがユーザーに親近感を与え、自然な訴求効果を生み出す。

●再来店につなげる
「16 Handles」というフローズンヨーグルト店が行った活用例では、Snapchatと連携し、ユーザーが商品を食べている写真を投稿するとクーポン画像が送られてくるという試みが行われた。この画像は開くと消えてしまうため、何割引きになるのか…?などが分からず、それが逆にユーザーの好奇心を誘い、多くのユーザーが再来店する結果となった。まさしくこれは、Snapchatの特性を上手く生かしたサービスだと言える。

●実際に活用している企業の例
Snapchatを活用している企業にはワールドワイドな展開をしている企業も多い。「マクドナルド」では、CMに出演した有名人の舞台裏の様子を撮影し投稿。一定の注目を集めたタイミングで新商品のPRを行っている。また、世界的ハイ・ブランドの最高峰である「LOUIS VUITTON」や「GUCCI」では、早くからSnapchatを使ったマーケティングに参入しており、SnapchatのコードをTwitterやInstagramなどのSNSで告知する手法が人気を集めている。

SNSの概念を変えるSnapchat

これまでのSNSは「いいね」や「リツイート」など、評価の数を競うものであったが、Snapchatはそれらのサービスとは異なり、閲覧後にコンテンツが消えるというシンプルな機能により、前者のような記録という概念を覆した革新的なサービスだ。このシンプルさが、「いいね」などの評価合戦に疲れたユーザー達に支持されているのであろう。こういったSNS上における悩みは日本のユーザーも抱えている問題であるため、Snapchatの普及が日本で広まれば、SNSの世界に新たな領域が開拓されることになるだろう。今後の日本での展開にも注目していきたい。

<参考・参照元>
Snapchatにはどんな「快楽」があるのか、若者がハマる理由 | AdverTimes(アドタイ)
スナップチャットをビジネス活用方法・使い方 | ねとたす
Snapchatを活用する12のハイブランド。ルイ・ヴィトン、グッチ、フェンディ、etc | RIPPLY(リップリー)
Instagramはもう古い?! これからの3大SNSとは? | あなたのホームページを輝かせる「いちばん星 診療所」