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2017.03.20 TECHNOLOGY

発展するVRアトラクション、コンテンツを充実させて続々登場!!

2016年10月に発売された「PlayStation VR(PS VR)」の累計販売台数が、今年2月末時点で91万5000台を突破した。VR(ヴァーチャル・リアリティ)は、もはや家庭で手軽に楽しめる時代になろうとしている。

当然ながら、ビジネス面でも大きな可能性を秘めている。とくにVRアトラクションの発展ぶりには目を見張るものがある。リアルな臨場感を実現する技術革新に加え、魅力的なコンテンツがどんどん増えているのだ。その最新情報を見てみよう。

■バンダイナムコが歌舞伎町にVRアトラクションを開設予定

VRアトラクションのニュースで最近大きな注目を集めたのは、バンダイナムコエンターテインメントが3月上旬に発表した「VR ZONE Shinjuku」だろう。新宿歌舞伎町にある「TOKYU MILANO」の跡地に建設予定で、施設規模は約1,100坪。2017年夏から期間限定でオープンし、最先端のVRアクティビティからプロジェクションマッピングまで、来場者がインタラクティブに楽しめるコンテンツを提供するという。

同社では2016年より社内にVR部を開設し、プロジェクト名「Project i Can」をスタートさせた。これはVRアトラクションを展開しながら、来場者の体験レビューを開発に反映させていくというプロジェクト。これまで「VR ZONE Project i Can」(東京・お台場「ダイバーシティ東京プラザ」内、2016年10月終了)、ドラえもんVR「どこでもドア」(東京・押上「東京ソラマチ」内)、ガンダムVR「ダイバ強襲」(大阪・EXPOCITY「ガンダムスクエア」内)などを展開してきた。そして、来場者の声を元に、実在感のあるコンテンツ制作やVR酔いを軽減する技術開発が進められてきた。

それにしても驚くのは、VR技術の進化だ。試しに、現在展開中のドラえもんVR「どこでもドア」のプロモーション動画を見てほしい。
机の引出しを開けるとなんとドラえもんが登場し、どこでもドアをポケットから出してくれるのだ。そしてそのドアを開けると、そこは南極! 氷上にいるペンギンのリアルな姿に驚くばかり。誰もが夢に描きながらもできなかったことがVRなら実現できる。その可能性は、エンターテイメントからビジネスまで計り知れない。

■メガネなしで楽しめる「DMM VR THEATER」

VRコンテンツを楽しむには、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)と呼ばれるメガネ型機器が必須と思っている方も多いだろう。しかし、メガネなしでも楽しめるVRアトラクションもある。それが2015年にオープンした「DMM VR THEATER」(横浜市)だ。

この施設は、大人数が同時に楽しめるシアター形式になっている。最大の特徴は、最新鋭の映像表現「ホログラフィック」を駆使し、3DメガネやHMDを着用しなくてもリアルな立体映像を視聴できることだ。二眼タイプのHMDは小さな子供にサイズが合わないため、これらを使用する施設では年齢制限が設けられている場合がある。しかし、DMM VR THEATERならHMDの装着の必要もないので、どの世代でも楽しめるというわけだ。

ホログラフィックで投影された映像は、まるでステージ上に存在するかのようなリアルさを実現している。オープン時の初公演では、今は亡きX Japanのギタリストhideのライブを実施。本来であれば実現不可能なパフォーマンスを堪能できて、ファンにとっては感涙モノのライブとなった。

その他、アニメのキャラクターの投影も実施している。以前は『ONE PIECE』のキャラクターたちが活躍する作品も上映。“麦わらの一味”がステージ上で動き、ラストでは横一列に並んで挨拶するという、嬉しすぎる演出まで上映された。見に来ていた子供たちの興奮が容易に想像できる。

■盛り上がりを見せるVRアトラクション

VRアトラクションは他にもまだまだあり、今後エンターテイメント業界を席巻していく存在になる可能性を秘めている。最後に少しだけご紹介するのは、東京ジョイポリス内に登場した「ZERO LATENCY VR」。
ZERO LATENCY社(オーストラリア)が開発した同アトラクションでは、6人同時プレイが可能。世界中で大ヒットを記録し、2016年ついに日本に上陸となった。最新のVR技術と、フリーローム・マルチプレイならではのゲーム性により、友達とプレイしたら、大盛り上がりすること間違いなしのVRアトラクションとなっている。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)では、期間限定イベント「ユニバーサル・クールジャパン 2017」を実施。
中でも、ジェットコースター系のライドアトラクションとVRデバイスを融合させた「XRライド」が大人気となっている。現在展開しているのは、『エヴァンゲリオン XRライド』(2017年6月25日まで)。公式サイトにあるように、“巨大な使徒から逃げまどう驚愕体験”に遭遇することができる。

発展著しいVRアトラクション。恋人や家族と楽しいときを過ごすのも良し、ビジネスのヒントを探すのも良し。その驚くべき仮想現実を体験してほしい。


<参考・参照元>
超現実エンターテインメント EXPO『VR ZONE Shinjuku』2017 年夏オープン!:ニュースリリース|株式会社バンダイナムコエンターテインメント(PFD)
DMM VR THEATER
東京ジョイポリス「ZERO LATENCY VR」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『エヴァンゲリオン XRライド』