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2017.06.26 TECHNOLOGY

VRなどのX-R技術はどこまで成功しているのか?実例と今後の展望

バーチャルリアリティ(VR)の世界にのめり込む、というと現実世界から目をそらし仮想現実に逃げているかのような悪い印象を持たれるかもしれないが、ヘッドセットを使ってVRを体験する人は、実際にそのような”のめり込む”感覚に陥るようだ。

人間は自分の視界が全て別の映像・視覚情報に切り替わった時、「実際にその映像の場所に立っている」と錯覚をする。これが、いわゆる”のめり込む”感覚、”没入感”を持つ要因となっているのだ。例えば、音楽のライブステージのVR映像が目の前に広がると、自分の後ろにはバンド演奏者がいて、前には観客がいるといった感覚を味わうことができる。いわば、もう一つの世界が自分の目の前に出現するというわけだ。


VR元年の象徴「ヘッドセット」

2016年はVR元年と言われるほど、VR技術を用いた映像やゲームなどが登場した。

特に、ヘッドセットはゲームや研究などで使用する人が爆発的に増え、手ごろな値段で手に入る時代が到来した。

ヘッドセットに内臓されているディスプレイのパネルの質が良ければ、VRへの没入感が増すと言われている。しかし全ての人が快適に使えるとは言い難いのが現状である。「VR酔い」という、車に酔ったときのような「酔い」の状態を引き起こす人が多いといわれている。体感と視界の違和感によりVR酔いが発生するのだ。

またコンテンツやトラッキング性能など、メーカーによりヘッドセットには違いがあるため、購入を検討しているならばいきなり高価なヘッドセットを購入せず、体験スペースなど利用して自分が「VR酔い」をしないか、違和感や不快感はないか、などを検証するのがおすすめだ。


ゲームの世界がリアルになる瞬間

AR技術で革新的なデバイスが誕生した。

マイクロソフト社が開発した「HoloLens」だ。これにより、通常のPCを操作する際に必要である、ディスプレイやキーボード、マウスなどが不必要になる時代が到来したとも言える。

「HoloLens」はワイヤレスで頭に装着する、いわばホログラフィックコンピューターである。ブラウザ使用はもちろんのこと、ジェスチャーと視線でPCを操ることができるのだ。これが普及した未来を想像してみてほしい。まさにSF映画の世界のようなことが現実となるのである。


ゲームだけではないVRの世界

医療現場では、VR技術は1980年代から使われていたのをご存じだろうか。

VRというと、最近の流れでヘッドセットのイメージが強いが、医療現場ではCTやMRIなど画像の3Dモデルの作成などで診察の補助に活用されることが多い。また手術経験のない医学生のために、VR空間での医療トレーニングを充実させる目的でも使用されている。

患者側もVRを用いた心理療法を行うこともある。一例として脳卒中の患者は、脳機能の回復のためにVR空間で物を持ち上げる練習を行う。これはリハビリとして効果的であり、認知行動療法にも大きな効果をもたらしているというのだ。


拡張現実は当たり前の時代になった

VR、ARといった世界は多くの人に周知された。今後はヘッドセットなどでもフレーム数や画質など、内部の技術向上が目覚ましい変化を遂げるだろう。

ゲーム業界では、VR酔いなどの課題はあるものの、医療現場など様々な分野でのさらなる発展が期待されている。。

<参考・参照元>
「HoloLens(ホロレンズ)」ってなに?マイクロソフトのMRデバイス特徴まとめ | Mogura VR - 国内外のVR最新情報