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TOP TECHNOLOGY クラウドは、インフラストラクチャーの業界図を変える
2017.06.30 TECHNOLOGY

クラウドは、インフラストラクチャーの業界図を変える

IT市場にクラウドの形態を持つサービスが最初に登場してからすでに15年近くの歳月が流れ、多くのエンタープライズユーザーが自社のITシステムの選択肢の一つにクラウドを加えるようになってきた。
しかし、普及が進むにつれてクラウドの利用は広範にわたり、これまでのインフラストラクチャー業界のサービス提供状況との間に食い違いが見られるようになってきている。カスタマーインサイトに正確にマッチできるサービスを提供するプレーヤーの顔ぶれが代わりつつあるのだ。


もはや一部分のクラウド提供だけでは顧客ニーズを満たせない

もともとクラウド市場にはSaaSを主体とするプレーヤーとIaaSをベースにしたプレーヤーが参入している。IaaSのマーケットではグローバルプレーヤーはパブリッククラウドに偏重気味で、国内のIaaSプレーヤーはプライベートクラウドに特化するといった、プレーヤー間のサービス内容がまったく異なるところからクラウド市場を形成するにいたっている。

しかし、顧客の視点でみれば、希望するシステムをクラウドも利用しながらいかに効率的に完成させていくかということが重要であり、個別のプレーヤーがどの領域をドメインにしているかという話はほとんど関係のないことだ。

したがって、クラウド利用が本格化、高度化するにつれて、既存のプレーヤーのサービス領域やそのサービス内容が顧客のニーズに合わなくなってきているという状況が顕在化しつつあるのだ。


顧客視点でパブリックとプライベート双方を提供できることが重要