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TOP BUSINESS 年間数百億レコードのデータをビジネスに有効活用。ビッグデータ時代の最先端をリードするリクルートのデータ活用
2017.03.27 BUSINESS

年間数百億レコードのデータをビジネスに有効活用。ビッグデータ時代の最先端をリードするリクルートのデータ活用

―ビジネスに関わる全ての人がデータを当たり前に使い、意思決定のスピードが向上―

リクナビ、SUUMO、じゃらん、ゼクシィなどのサービスを持つリクルート。2013年から「リクルートID」が登場し、リクルートのサービスを一貫して同じIDで利用することができるようになっている。そうした中で、リクルートIDを持っているユーザーの情報を活用する動きが出始めた。年間数百億レコードのデータをどう活用しているのか、株式会社リクルートテクノロジーズ IDポイントビッグデータシステムグループ グループマネージャー池田英哲氏に話を聞いた。


リクルートIDはリクルートが提供しているサービス(グルメ、美容、旅行、アルバイト、就職、結婚、住宅購入など)で使える共通会員IDである。リクルートIDがあれば、リクルートが提供する約40のサービスを利用することができる。

「就職・結婚・住宅…など、人生のさまざまなタイミングにリクルートのサービスは関わっています。最適なタイミングで、その人にあったサービスを提供できるのではないかと。ただ、それぞれのサービスがバラバラでデータを持っていたら提供すべきタイミング、サービスがわからないので、顧客のデータをきちんと分析できる環境が必要となりました。」(池田氏)

池田氏は、2014年にリクルートテクノロジーズへ入社。前職ではITコンサルタントとして様々な顧客のデータの活用のプロジェクトに携わり、データの統計解析・行動分析を行うことでビジネスへの活用を支援してきた。池田氏が参画した当初は、数か月前にリクルートIDがスタートしたタイミングで、リクルートIDに紐づく各サービスの情報を収集したデータ基盤(以下、全社基盤)の整備は進んでいない状態であった。

実証実験を経て、要件にもっとも合致するデータウェアハウス(DWH)を選定

“全社のリクルートIDに紐づくデータを統合する”というゴールはあったが、それをどう達成するかの道筋を決めるため、既存のメンバーやステークホルダの方と多くの打ち合わせを重ねていった。