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TOP TECHNOLOGY クラウドの現状と未来の可能性~オープンソース開発者 小飼弾 氏 インタビュー
2017.08.01 TECHNOLOGY

クラウドの現状と未来の可能性~オープンソース開発者 小飼弾 氏 インタビュー

小飼弾 / 日本のオープンソース開発者。コンピューターネットワークの構築・機材販売、文書翻訳、コンサルティング業務などを行なう、株式会社ディーエイエヌの代表取締役。2017年07月より株式会社VALUリードエンジニア就任。

サーバー構築の今昔から、クラウドの未来に横たわる次なる課題まで…日本のオープンソース開発者 小飼弾 氏への『+VOLVE』特別インタビュー。


かつてのエンジニアの腕の見せ所が、今や…

既にクラウドを使っていない人はいない、という状況ですよね。スマホを使っていれば、それは自動的にクラウドを使っていることですから。クラウドって言うからには、その存在が明らかでないほど、空気に近いほど良いサービスなんですよ。少なくともコンシューマーにとってはそういうことですよね。
実は、その処理をローカルでやってるのかクラウドでやってるのか。そういうことは意識してないですよね。それを意識するのは本当にオフラインになった時だけで。

何か新しいことをするとなった時も、昔はサーバー買ってきて、インターネット経由で繋いで、なんてやってたけど、今はほんと「ポチ」で済んじゃう。「サーバー足りない? じゃあ2台くらい増やしとく」「ポチ。ポチ」でお終い(笑)。昔、私がドカドカやってたのは一体何だったんだという状況ですよ。

確かに、サーバーを設計する人が理想とするような、コアが無限個あるような状況ではないけれど、スケールアウトしたければ仮想サーバーの数を増やすことで対応できてしまう。かつてはスケールすることが難しかったから、エンジニアの腕の見せ所だったはずのデータベースの構築も、Webサーバーでポチで出来てしまう。